お赤飯で福を招く日
おついたち
おついたちとは?
太陽太陰暦を含む太陰暦では、 朔(新月のことをいう)を月の始まる日 「1日」とします。
月の始まりは「月立ち(つきたち)」が転じて 「ついたち」とよばれ、朔日は「ついたち」と訓読みし、「朔」だけでも「ついたち」と読むようになりました。![](https://www.yonehachi.co.jp/wp/wp-content/themes/yonehachi/img/about/otui/img_01.jpg)
おついたちにお赤飯をいただく風習
おついたちには本来、元旦と同じくらいの思い入れがあり、
今月もおついたちを迎えられたと言う喜びと、
月の初めにこの1カ月うまく商売が出来るようにと
願いを込める大切な日です。
古来、商家ではおついたちにはまめに働けるように豆ご飯(赤飯)と、
粗利が大きく繁盛するように「あらいめ」という
海藻を食べる習慣がありました。
この豆ご飯を食べる習慣が赤飯として、今につながっています。
伊勢神宮を初め一日に普段より早く起きて、 「朔日参り」をするならわしがあり、 無事に過ごせた1か月を感謝し、 また新しい月の無事を祈ってお参りをします。
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お赤飯について
お赤飯に使うささげは水につけおきし、 火にかけて煮汁を作ります。 米八ではこの煮汁を丁寧に作り、 自然の色を使っておいしいお赤飯づくりを 心がけております。 ささげには、ポリフェノールや ビタミンB1が含まれており、 古くから人々の生活の中で食されてきました。 一日に健康を祈り食べてきたのは、 このような意味もあったのではないでしょうか?![](https://www.yonehachi.co.jp/wp/wp-content/themes/yonehachi/img/about/otui/img_03.jpg)
赤に特別な意味を込めて
赤飯はハレの日に食べられ、古代より赤い色には 邪気を払う力があるとされ、 神道では稲作信仰が基盤となっており、 お朔日に価値が高い米(赤米)を蒸したものを 神に供える風習がありました。 また祭りや誕生祝い、節句等の吉事にも 赤飯を炊くのが一般的です。![](https://www.yonehachi.co.jp/wp/wp-content/themes/yonehachi/img/about/otui/img_04.jpg)